VOICE

先輩の声

Oさん(2011年入職 保育士)

Q.入職した経緯
保育所で働きたいと考え、大学で幼児教育についてを学びました。実習で児童養護施設に行き、おもしろそうだなと思ったのがきっかけです。保育所や幼稚園は行く場所ですが、施設は「ただいま」と帰ってくる場所。より、子どもたちと近い距離で関われるところに、魅力を感じました。
2年目からは施設内のホームに住み込み、子どもたちと一緒に暮らしています。現在は5歳から小学6年生までの男女8名と生活中。朝起こして学校へ送り出し、家事もこなします。休日にはみんなでお出かけもして、1つの家族のような存在ですね。
ただ、他人同士が一緒に暮らすということは、生半可なことではありません。子どもの問題行動で疲れ切ってしまったこともあります。私が心に決めているのは、どんな問題行動を起こしても決して見放さないということ。そうやって、向き合った子どもたちが成長し施設を卒業しても、実家のように帰ってきてくれると、乗り越えてよかったと思いますね。大変なことはたくさんありますが、思い出すのは楽しいことばかり。これからも、子どもたちと生活を共にしながら、成長を見守っていきたいです。