一日の流れ

FLOW OF DAY

聖母託児園では、子ども達の発達に合わせた生活を過ごせるように配慮されています。

聖母託児園の庭には大きな桜があります。春には子ども達もお花見をしつつ日光浴。

聖母託児園の庭には大きな桜があります。春には子ども達もお花見をしつつ日光浴。

デイリープログラム

 ここで紹介するデイリープログラムはあくまでもひとつの例であり、グループ毎に子どもたちの発達・生活に合わせた生活が営まれています。乳児院においては、子ども達の発達に合わせ規則正しい生活リズムを求められることもあり、一定のリズムはありますがその中でも子ども達の個別化と担当制に視点をおいたプログラムが日々行われています。

 聖母託児園は、イチゴグループ、トマトグループ、メロングループ、レモングループの4つのグループで構成されています。その集団生活の中で、私たちは子ども一人ひとりを尊重し、大切にできるように個別化を進めてきました。

 日常の生活の中では、衣類、玩具、食器など、個別の物「わたしのもの」を持ち、個人としての環境を大事にできるようにしています。月齢が大きくなった子ども達は、自分の棚や自分の引き出しを持ち、自分で選ぶことや自分の物に愛着を持つことを経験できるようにしています。まだまだ共有の物も多いですが、今後も自分の物を大事にしたり、自分の物を大事にしてもらう経験ができる環境作りを目指しています。

 ですが、施設での生活には制限があり、集団で過ごしている時間がまだまだ多いのが現状です。その中で子ども達の生活の幅を広げる為に、日常の生活の中でも少人数で果物やおやつを買いに出かけたり、簡単なおやつ作りをしたり、担当者と担当児が個別でグループを離れ電車やバスに乗ってお出かけをしたりする時間を持てるように取り組んでいます。

 また、テルミエハウスを利用したお泊り保育や個別での一日保育を実施し、時間に縛られることなくゆったりと過ごす時間を持ち、子ども達との個別の時間(一人に向きあえる時間)を大切にしています。一方、集団でいることが全てマイナス要素にならないように、みんなでピクニックに行ったりお花見をしたりして、みんなで過ごす楽しさやみんなでいるから経験できることも大切にしたいと考えています。

 更に、聖母託児園では、パソコンによる日誌のデータベース化を早期からすすめてきました。第三者評価を受けて新たに感じたことでもありますが、乳児院において「記録する」ということはとても重要な業務です。日誌データベースの導入により、その記録情報を職員全体で共有することが、よりスムーズにできるようになっています。

 また、聖母託児園には設備・器具がたくさんあり、乳幼児無呼吸症候群対策のベビーセンス、侵入者対策に防犯カメラ、防災設備など施設内にはそれらの機器が職員とともに子ども達のいのち・安全を守っています。

 そして、職員一人ひとりが子ども達一人ひとりを想い、愛情深く関わっています。子ども達が笑顔でいることで、職員も笑顔で働くことができると感じます。