歴史
HISTORY
昭和37年11月28日 |
日本で3番目の「情緒障害児短期治療施設」として、大阪市中央児童相談所に隣接して「大阪市立児童院」を開設。 当初定員50名 情緒障害児短期治療施設とは、「情緒障害を治す」という治療目的のもと、心理療法や生活指導および教育活動を有機的に連携させながらケアを実施する施設として計画される。 情緒障害児短期治療施設が必要となった背景として、戦後の復興期が終わり、児童福祉施設のニーズ(戦後復興対策、孤児対策等)に変化が生じ、貧困だけでは捉えられない児童の問題が出現してきたことがある。 |
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昭和38年4月1日 | 施設内学級として「大阪市立明治小学校分校」を開設。 |
昭和47年10月1日 | 厚生省の特例として、通所部を開設。 入所部定員35名、通所部15名に。 |
昭和54年5月1日 | 児童福祉施設最低基準に情緒障害児短期治療施設が追加される。 |
昭和57年11月27日 | 創立20周年記念講演会 及び 祝賀会 開催。 |
平成1年8月27日 | 児童院建替えに伴い、社会福祉法人 博愛社(淀川区)に仮移転。 |
平成3年6月1日 | 博愛社より新児童院(現住所)に移転。 |
平成7年4月1日 | 家族療法事業 実施。 |
平成10年4月1日 |
児童福祉法改正に伴い、情緒障害児短期治療施設の対象児童年齢が「概ね12歳未満」とされていたものを撤廃。児童福祉法最低設置基準 改正により、情緒障害児短期治療施設は「関係機関との連携」による「家庭環境の調整」が施設の役割として明記される。 |
平成25年4月1日 | 指定管理者制度により、社会福祉法人 聖家族の家 による運営が開始。 |
平成25年12月 | 小規模グループケア 「あいあい」を開始。 |
平成29年4月 | 施設種別の名称が「児童心理治療施設」へ変更。 |