里親制度

FOSTER PARENT

里親の種類

 里親制度にご興味、ご関心をお持ちいただきまして、ありがとうございます。

 社会的養護施設で生活する子ども達には、「新しいママとパパ」を待つ子どもがいます。 聖家族の家では、子どもたちと里親を希望されるご夫婦の新しい生活の形を応援させて頂きます。

里親制度には、いくつか種類があります。

養子里親(特別養子縁組)
 特別養子縁組は、里親さんと養子縁組をし、実子として向かえることを前提とした制度です。養子縁組が成立した後も、育った聖母託児園・聖家族の家を訪れる・遊びに来ることも可能ですし、相談を行うことも可能です。 またショートステイで一時お預かりすることも可能です。実家に預けるような気軽さで、ご相談くださいね。
国際養子縁組
 聖家族の家では、国内での養子縁組を第一に考えますが、国際養子縁組という選択肢も子ども/その子の幸せを模索する道の一つだと考えています。 文化によって家族の捉え方やあり方に差異があります。 例えばアメリカの場合、家庭生活(実子の有無は無関係)をより豊かにするために、あるいは一人でもその子どもが幸福になれば、という想いがその動機になっています。その為「養子縁組」すること自体が社会的に一般化されていますので、全くオープンな形で行われています。

親族里親

 何らかの理由により保護者のもとで生活できない子どもたちを、民法に定める扶養義務者(直系血族及び同居の親族は、互いに扶け合わなければならない)及びその配偶者であって、養育を希望する方がなれる里親です。

一定期間子どもを預かり育てる養育

養育里親/専門里親
 養育里親制度は、保護者の何らかの理由により家庭を離れて生活することになったお子さんを、里親さんの家庭で育てていただく制度です。 養育里親のもとで生活し始めた後も育った聖母託児園・聖家族の家を訪れることも遊びに来る可能ですし、相談を行うことも可能です。またショートステイで一時お預かりすることも可能です。実家に預けるような気軽さで、ご相談くださいね。
里親=養子縁組?
 施設の職員も自分のお預かりする子どもたちを我が子のように愛しています。それと同様の形でありながら、家庭という小さな環境、スモールスケールメリットを活用する取組が「養育里親」です。養育里親の家庭で、戸籍上の子としてではなく、実際の保護者との関係を継続させたまま、施設ではなく家庭環境で養育することを目的としています。

ボランティア里親

週末里親・季節里親
 特に外泊の少ない子ども達のために、週末または、長期の休みの時にボランテイアで外泊を受け入れてくださる支援者の家庭です。 乳児院の職員が児童養護へ措置変更された子どもの週末里親をしていることも多く、退職しても継続して関わって頂いている方もいらっしゃいます。